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モトスミがん哲学カフェ2015年も開催

「がん」の悩みを


私たちと語りませんか?


「がん哲学カフェ」とは、がん患者さんとそのご家族と医療者とが、カフェのリラックスした空間で、対話するための場所。「がんであっても笑顔を取り戻し、人生を生きることが出来るように支援したい」と願う、順天堂大の樋野興夫先生によって発足されました。

「病気を抱えて、どうやって生きていったらいいのか」「これから、どんな治療を受けていったらいいのか」とお悩みの方へ。私たちとの対話を通じて少しでもお気持ちが整理されるよう、お手伝いをさせて頂きたいと思っています。お気軽にご利用下さい。


【開催内容】
・1/31(土)14時~17時
・2/28(土) 14時~17時


※1日2~3組、各組1時間程度、がんの専門医師とがん看護専門看護師が、がんに関するどんな相談でも受け付けます(診療行為は行いません)。対象は「がん患者さん」「がん患者さんを支えるご家族」です。申込制ですので、お早めにご連絡下さい。


・開催場所:ida cafe

(川崎市中原区井田中ノ町33-9http://ida-cafe.com/)

※東急東横線元住吉駅西口から、ブレーメン通りを抜けて徒歩10分(850m)。井田小学校えんじゅ門の近隣です。


料金:無料 (飲み物は、各自ご注文下さい)


モトスミがん哲学カフェ9月・11月予定

「がん」の悩みを

私たちと語りませんか?


「がん哲学カフェ」とは、がん患者さんとそのご家族と医療者とが、カフェのリラックスした空間で、対話するための場所。「がんであっても笑顔を取り戻し、人生を生きることが出来るように支援したい」と願う、順天堂大の樋野興夫先生によって発足されました。

「病気を抱えて、どうやって生きていったらいいのか」「これから、どんな治療を受けていったらいいのか」とお悩みの方へ。私たちとの対話を通じて少しでもお気持ちが整理されるよう、お手伝いをさせて頂きたいと思っています。お気軽にご利用下さい。


【開催内容】
・9/13(土)14時~17時
・11/8(土) 14時~17時


※1日2~3組、各組1時間程度、がんの専門医師とがん看護専門看護師が、がんに関するどんな相談でも受け付けます(診療行為は行いません)。対象は「がん患者さん」「がん患者さんを支えるご家族」です。申込制ですので、お早めにご連絡下さい。


・開催場所:ida cafe

(川崎市中原区井田中ノ町33-9http://ida-cafe.com/)

※東急東横線元住吉駅西口から、ブレーメン通りを抜けて徒歩10分(850m)。井田小学校えんじゅ門の近隣です。


料金:無料 (飲み物は、各自ご注文下さい)


※予約がない場合は開催されないことがあります。

2014年緩和医療学会・神戸

今年も、緩和医療学会が終了。8000人以上が参加する巨大な学会。バカボンパパの「これでいいのだ」をテーマに過去最高の人数を集めることとなった。今年初めての取り組みとして「組織委員会」なるものを作ったことがある。昨年までは、大会運営に関わる少数の委員が、全てのセッションを決めていたので、ある特定領域の演題が多くなったり、偏りが出たり、という問題が指摘され、今回は大会で取り上げた方がいい領域を6つに分けて、各領域で積極的に関わっているメンバーを全国から集め、委員会が組織された。ちなみに私は第6グループ「教育・研究・啓発」領域であった。その組織変更の効果か、今回の学会は例年以上に盛り上がり、各セッションも飽きないものが多かったように思う。手前味噌ではあるものの。忘れないうちに、私が参加したセッションについて振り返ってみたいと思う。・輸血についてのpros&conspros&consとは、賛成反対、の意味だが、要は正解が出しにくいテーマについて賛成と反対両方に分かれてディベートを行うというもの。今回のテーマは「輸血」で、胃がんで吐血して入院した、予後が短くなっている患者さんに対し、輸血をするか?しないか?という趣旨だ。私は「しない派」、「する派」は聖隷浜松病院の森先生が務めた。私が臨床倫理の4分割法、森先生はエビデンスを駆使したプレゼンをしたのち、志真先生を患者役としてのロールプレイ。これも、この学会初めての仕掛け。かなり広い会場で500人からの聴衆を前に、リハーサルなし・台本なしのロールプレイをするのはかなりストレス…。その後に、フロアとのディスカッションだったが、若干「する派」が多かったかな?という印象。印象的だった意見としては、数名の医師から「患者さんの意見を十分に入れて、選んでもらうべきでは」というご意見を頂いたこと。私のロールプレイがややパターナリスティックだったためだろうが、まああれは戦略。「インフォームドコンセントで、患者さんや家族に全てを選んでもらうことは時として残酷であり、場合によっては先を見通せるプロとしての医師がリードした意思決定もあると思うよ」というメッセージをあえて伝えるため。その一方で森先生がきちんと、患者さんのご希望などを引き出すようなロールプレイをされていたので、その意味でも対比ができて良かったのではないか。・ランチョン:緩…

腫瘍内科と緩和ケアの統合

腫瘍内科と緩和ケアの統合について、近年論文も発表されてきており、世界的にも注目が集まってきている。

緩和ケアは治療早期から関わることがベスト、という中で、緩和ケア医も抗癌剤治療などの内容に通じていることは重要であるし、腫瘍内科医にとっても、担当する患者さんのうち(専門にもよるが)、半数以上は根治が難しい緩和的化学療法の方であり、自らも緩和ケアを提供できる必要がある。

このように書くと、腫瘍内科と緩和ケアの統合についてのシステム構築や教育研修体制整備はすぐにでも開始すべきである、と思われるかもしれないが、ことはそんなに簡単ではない。
単に、同じ科の中に腫瘍内科医と緩和ケア医がいて、定期的にカンファレンス(キャンサーボードのように)を行っていれば「統合」されたことになるのか?それは必ずしも真ならず、だろう。腫瘍内科医、緩和ケア医の双方が、お互いの領域をある程度カバーできるくらいでないと、実際には「統合」されたとは言い難い。まずは双方の教育こそが大切である。

しかし、どのように教育研修体制を作っていけばいいかも、わかっていない。研修医が腫瘍内科を半年、緩和ケアを半年、ローテート研修すればそれで学んだことになるのか?それとも、腫瘍内科も緩和ケアも一緒に学べるような部門を設立した方が良いのか?
そもそも、本邦においては腫瘍内科も緩和ケアも、専門科としては新しい部類に入る分野であり、大学での講座も少ないし、ましてや両者が統合されて教育を行っているところはもっと少数である。
これは、大学だけではなく、市中病院などについても同じ事が言える。

当院では、来年から正式に私が「腫瘍内科」を標榜し、消化器癌の臨床と院内のがん治療体制の整備を行っていくことになった。ただし、ケアセンターから大きく離れるわけではないので、これまで緩和病棟・緩和チーム(緩和ケアセンター)・在宅ケア・地域包括ケアを一手に行っていた、かわさき総合ケアセンターに、腫瘍内科としての機能が加わることになる。
うちのボスは「抗癌剤治療から緩和病棟、在宅ケアまで。がんも非がんも」1つのセンターで臨床・教育を行っていくことを考えているようで、これが実現していけば、当院はかなり最先端な教育研修施設となりうるのではないかと期待している。

腫瘍内科と緩和ケアの統合、そしてそのための教育を日本で展開していくための道のりは遠い。しかし、…

延命と生活の質

大腸癌化学療法のエリアミーティングというのに参加。
ASCOの結果を予測して、結果がどうなら臨床がどう変わるか、という議論。

メインテーマはやっぱり、緩和的化学療法のセッティングで初回治療をセツキシマブでいくか、ベバシズマブでいくか、なんだけれども、全体の雰囲気が「セツキシマブが全生存期間で勝てば、当然そちらを優先的に勧めますよね」という論調にはやはり素直に同調できない。

化学療法やって、生存期間中央値が2年くらい、それがセツキシマブだと2年半に延びます、でもそのうち1年以上は色々な皮膚障害に悩まされます、を優先的に患者さんに勧める気になれない。生活の質を考えたときに。もちろん選択肢として提示はしますが。

自分はASCOの結果がセツキシマブ優位に出ても、「全国的にはセツキシマブから始めるのが普通です。でも自分はベバシズマブから始めるのを勧めます。理由は…」と正直にお話しすると思

【元住吉】がん哲学カフェ4月・5月予定

「がん」の悩みを
私たちと語りませんか?


「がん哲学カフェ」とは、がん患者さんとそのご家族と医療者とが、カフェのリラックスした空間で、対話するための場所。「がんであっても笑顔を取り戻し、人生を生きることが出来るように支援したい」と願う、順天堂大の樋野興夫先生によって発足されました。

「病気を抱えて、どうやって生きていったらいいのか」「これから、どんな治療を受けていったらいいのか」とお悩みの方へ。私たちとの対話を通じて少しでもお気持ちが整理されるよう、お手伝いをさせて頂きたいと思っています。お気軽にご利用下さい。


【開催内容】4/12(土)14時~17時 ・5/10(土) 14時~17時


※1日2~3組、各組1時間程度、がんの専門医師とがん看護専門看護師が、がんに関するどんな相談でも受け付けます(診療行為は行いません)。対象は「がん患者さん」「がん患者さんを支えるご家族」です。申込制ですので、お早めにご連絡下さい。


・開催場所:ida cafe

(川崎市中原区井田中ノ町33-9http://ida-cafe.com/)

※東急東横線元住吉駅西口から、ブレーメン通りを抜けて徒歩10分(850m)。井田小学校えんじゅ門の近隣です。


料金:無料 (飲み物は、各自ご注文下さい)


※予約がない場合は開催されないことがあります。 【申し込み、お問い合わせは下記まで、メール、FAX、または電話でお願いします】

医療の民主化

とある雑誌の取材を受けることになって、いま自分が色々とやっていることを一言で表せないかな~、と思っていたところ、

「医療の民主化」

という言葉が浮かんできた。

そうそう、それそれ!医療の民主化!それが自分のやりたいことを一言で表せる言葉だよ!
って、あれ~どこかでこの言葉、聞いたような・・・。
と思っていたら、やっぱり佐久病院の故・若月俊一先生のお言葉。

あ~、やっぱり自分がやりたい医療の姿って、若月先生が考えていた姿そのものなんだな、と改めて実感。

ところで、この「医療の民主化」という言葉、あまり聞き慣れない言葉と思うが、以下のリンク先の解説が、結構適当かなと思い引用する。
http://tommy.asablo.jp/blog/2013/11/28/7079612

「医療の民主化とは, 自分たちの問題を自分たち自身でとりあげ, 自分たち自身で解決の道を探れるようになる事」 です.

医療の民主化をこの様に理解するなら, 佐久地域はまだ実現していませんし, 日本の中で実現している地域はないのではないでしょうか.

医療の民主化のためには, 本当の意味での "住民参加" が必要になると考えるからです.


私の言葉で言えば「医療を、住民ひとりひとりの手に取り戻す」ということ。

本来、医療ってそんなに特別なものではない。
日々の食べものや生活に気をつけることでの体作りに始まり、体調が悪いときの休養の取り方、民間療法的な治療や、市販薬の利用などが主で、医者にかからないとならないのはめったにない。
もちろん、私も入院しなければならないくらい大きな病気をしたこともあるし、全てを自分の手でできることはないけれど、それも「全てお任せ」ではなく、医療の専門家と相談しながら自分でいろいろと決めていきたい(もちろん「お任せ」が絶対ダメというわけではないけど)。

そして、医療が民主化するためには、もっと医療自体が身近なものに変わっていく必要もある。
健康を、自分事として考えたときに、近いところに情報や仕組みが転がっているのが理想的。
そうすることで、そういったリソースを自分のスタイルで利用できるようになる。

例えばiPhoneができたとき、私たちとインターネットの距離は確実に近くなった。それまでは、自宅に帰ってパソコンを起動するまで待たないとつながれなかったものに、ま…

医療の呪縛

緩和医療は治癒が困難となった疾患を抱える患者さんに対して「命の長さを延ばすことも、縮めることもしない」医療であるとされている。

 緩和医療の考え方は、だいぶ世の中に広まってきて、死を見据えてどうやって充実した生を生きるか、という部分が重要視されるようになってきた。
 結果として、延命効果の判然としない人工呼吸器の装着や胃ろう造設については、患者さん側も希望しない、こちら側も勧めない、という事例が増えてきたと思う。

 そういった部分をとらえて「緩和では、検査とか治療とかは何もしてくれないんですか」と問われることもある。もちろん、患者さんに対して「何もしない」というのは極論である。
 ただ、「どこまでやるべきか」という部分については、常に悩まされるところではある。

 私はそれを「医療の呪縛」だと思っている。

 私が、最初に研修を受けた病院では、緩和医療を教えてくれた先生は極力医療的なことをしない、という方針であった(というように私には見えた)。熱が出ても下血があっても意識レベルが下がっても検査も処置もしない。
「何もしない医師」に私には映った。
 若かった私は日々それに不満があり、ある時
「こんな状態になって検査のひとつもしないんですか!」
と、くってかかった記憶がある。その時に先生は、
「もう残された時間が少ないときに、検査だ、処置だ、とバタバタして、本人や家族にとっていいことはない」
と穏やかにおっしゃられた。
 当時の私は納得できず、その病院を飛び出してしまったが(それだけが理由ではないが)、今となっては自分自身がその「何もしない医師」である。

 もちろん、本当に「何もしない」わけではない。
 症状を和らげ、患者さん・家族と対話し、死に向かいながら生きる支えとなるように考えながら診療している。
 ただ、ある程度病状が進んできた状況で、大きな処置はしないにしても、ある程度簡便な処置(採血や点滴など)で時間を延ばせるかもしれない、というときに、私は「医療の呪縛」と闘わなければならない。
 医療は「死に抗い、命を延ばす学問である」という側面もある。少なくとも一時期までは、それこそが絶対的な正義で、医師はどんな状況でも諦めず1分1秒でも命を延ばすことこそが至上命題とされてきた。私たちの深層心理にはそういう意識はいまだにある。

 それが今は変わってきた、というのは前に述べた通りだが、この呪縛がい…

昨年の振り返りと2014年のビジョン

昨年1月のブログでも書いたとおり「活動を外向きに広げる」を2013年のテーマとして活動してきた。

 1月に「こすぎナイトキャンパス(地域における読書会)」に参加したことから、この1年間はスタートしたといえる。その勉強会に参加している方々とのつながりから、まちづくりのワークショップへの参加や、「社会と医療をつなげる」ことを目的とした様々な勉強会や集会に参加した1年間になった。
 中でも、「まち・ひと・せいかつワークショップ」で1年間かけて武蔵小杉のまちづくりを考えたこと、そして「待合室から医療を変えようプロジェクト」の講演会に伺って、病院と地域をつなげることのヒントを頂いたことが、2014年へつながる活動へ結びついている。

 2014年につながる大きな活動のひとつが「+Care project」だ。これはワークショップ・イベントの実施や、既に事業を行っている方々とのコラボレーションなどを通じて、地域のヘルスリテラシーを高め、小杉を中心とした地域を「病気にならないまち/病気になっても安心して暮らせるまち」として、ずっと健康に安心して暮らせる地域にしていくことを目的とするプロジェクトで、2014年1月から地域のNPOや企業、医療者などが連携して進めていくことになっている。私はプロジェクトマネージャーとして、まず今年はこのプロジェクトを地域へ広めていくことを目標としたい。
 もうひとつの大きな活動は「レストランサポートプロジェクト」である。これは前述の「待合室から医療を変えようプロジェクト」の後援を受けた企画で、医療者と市民が一緒に、レストランという場を通じて「食」を考え直す、という全国でも初めての企画である。昨年4月から活動を続けてきたが、本邦において病院レストランを考える上でのモデルとなる知見を提供していくことをめざし、今年2月ころに成果を発表できるよう準備を進めている。

 また、院内では「ほっとサロンいだ」を開設し、1年間その運営を行ってこれたことも大きな成果であった。これは院内の様々な方々やボランティアさん達のご協力があってこそだが、マギーズセンターに少しでも近づけるよう活動を続け、開設当初とは比べものにならないくらい、その質も向上した。サロンを通じて「地域と病院をつなげる」という目標も、多くの企業や市民の方々に入って頂けたことで、成果を上げられたのではないかと思っている。…