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延命と生活の質

大腸癌化学療法のエリアミーティングというのに参加。
ASCOの結果を予測して、結果がどうなら臨床がどう変わるか、という議論。

メインテーマはやっぱり、緩和的化学療法のセッティングで初回治療をセツキシマブでいくか、ベバシズマブでいくか、なんだけれども、全体の雰囲気が「セツキシマブが全生存期間で勝てば、当然そちらを優先的に勧めますよね」という論調にはやはり素直に同調できない。

化学療法やって、生存期間中央値が2年くらい、それがセツキシマブだと2年半に延びます、でもそのうち1年以上は色々な皮膚障害に悩まされます、を優先的に患者さんに勧める気になれない。生活の質を考えたときに。もちろん選択肢として提示はしますが。

自分はASCOの結果がセツキシマブ優位に出ても、「全国的にはセツキシマブから始めるのが普通です。でも自分はベバシズマブから始めるのを勧めます。理由は…」と正直にお話しすると思